ハラで生きれば~届かない手紙~

いつも笑顔が絶えなかった君。

 

そばにいるだけで、ドキドキすると同時になぜか不安に似た感情を感じていました。

 

君の笑顔が眩しくて、軽い言葉をかけたとき、君の抱えていた悲しみを聞き自分の愚かさを悔やみました。

 

笑顔の裏にそんな悲しみを抱えていたとは…

君の強さと儚さはそんな悲しみから出ていたのかな。

 

そんな君は、自分の事を『平等で親切』と言ってくれましたね。

 

そして『やさしい』と。

 

『やさしさや親切は弱さを隠す為のもの』

と、思っていて、そんな言葉を自分は受け取れていませんでした。

 

そして『平等』

これは何故かハラに響きました。

 

君は、そんな風に見ていてくれたんですね。

 

君のそんな視点や『ことば』に自分は何度救われたでしょうか。

 

さりげないやさしさが、とても素敵だった君。

 

そんな君が目指すものに向かって旅立つ。

 

自分はどんな『ことば』をかければよかっただろうか。

 

『愉しんで』

 

そんな言葉しか浮かばなかったけど、今の君への精一杯の気持ちです。

 

どうか、君らしくさりげなく…目指すものに向かって歩いていってほしいな。